ホ ー ム 不動産情報 製 材 業 住まい作りQ&A




伊豆市大平に出来た静岡県森林
組合連合会の貯木場です。
地元伊豆の杉桧などの原木が集
まるので、極力地元材を使いたい
弊社のような製材所には、大変
ありがたいです。
しかも、ここに運搬されている原木
は、ほとんど山林の環境に配慮した
間伐材です。
皆伐より手間はかかりますが、静岡県
の森林環境を保全するための補助金
が出るので、林業関係の方は、
大変助かっていると思いますし、
面積の80%以上が山林の伊豆市
などは、特に森林環境の保全に
役立っていると思います。





5~6年前に購入した欅の原木を
製材してみました。
思っていたより悪くないです。
これから倉庫の中で自然乾燥させ
ます。10年以上前に購入した
これより大きな欅は、まだ乾燥
させています。



天日で自然乾燥させている杉材。
日に焼けて少し黒くなっていますが、
大きめに製材してあり、出荷する際、
修正挽きすると、新品の杉の桁に
なります。


最近は、原木市場に行っても、太鼓梁
にするような、曲がった木材が、ありま
せん。曲がった丸太を注文する製材所
が、うちぐらいしか無いそうなので、
山の方でも中々対応してくれないです。
使う人が少ないので、仕方ありませんが
大曲の物などは、頼んでも取れ
ない事が多いです。


真鶴で建築中の住宅に、材料を
納めに行ってきました。
施主さんに、大工さんを紹介して
ほしいと頼まれ、建前が終わった
頃から、私が紹介した伊東の
古民家工房の高橋さんが中心に
なって建築していましたが、大工
工事は、9月頃には終わりそうです。

下の写真は、リフォーム前の、塗り壁
で、上の写真は、その塗り壁の上に
杉赤の板を貼った写真です。
木が好きな施主さんで、大変喜んで
頂きました。



福島県から南伊豆町に移住された
方が、家の内装をリフォームして
います。
塗り壁だった内装を、杉赤の板張り
にしています。
定年退職で移住した方ですが、中古
住宅を購入し、リフォームしていますが
まだ働いていて、仕事の合間に
リフォームしているので、時間が
掛かっています。
福島県にあるご自宅も、内装などは
ご自分で施工されたらしく、張り方も
上手でした。



杉の平板です。最近は本棚などの
棚板に使われています。
他に収納用の棚板に使われています。
幅の広いもので、50cm位はあります
が、そこまで幅の広いものは、少ない
です。厚みは幅が広いと木表に反る
ので、35mm厚の物と、30mm厚の
物が有ります。



伊豆市大野で伐採された雑木。
処分されるところを、譲ってもらい
ました。大きすぎて割らないと
使えない物も有りますが、量は
かなり有ります。
焚き付け用に、細かな枝も持って
きました。


静岡の木材市場で落札した
クスノキを製材しました。
長さもなく、あまり太くない
ので、建築材では需要は
少ないですが、仏像など
を彫っている彫刻家の方に
お勧めしようと思います



自宅を建築中のKiBiToの岩崎さん。
1尺幅位の桧の耳付き板を合わせて
幅広のカウンターを作りました。

カウンターの後ろには本棚。

桧の8分平の板を使いました。

木市場で、わざわざ曲がりの桧丸太
を取っておいてもらい、太鼓梁に製材。
皮を剥いて取ってあります。
杉の曲がりで太鼓梁も作ってあり
ますが、桧のが多いです。
現在は4mものしか在庫に有りません
3m物や長尺の5~6m物まで
揃えたいです。


桧の板で本棚を作りました。
置く場所が狭いので、縦長に作り
ました。



桧のまな板を作っています。
長さ40cm幅23cm厚さ3cm
物により、税込み1,500~2,000
円位です。
使って汚くなったら、お持ち
頂ければ、無料で削り直します。


製材・加工承ります。
最近は、製材だけでなく、
プレナー掛けなど、加工も依頼
される事が多くなりました。
大工さんや工務店さんが、無垢
の木材を加工する機会が少なく
なり、加工しても、削りくずなどの
処分も困るようになってきたから
です。
弊社では、プレナーや超仕上げ
の機械を下小屋に置いてあり、
常時、使用できるようにして
あります。
また、木材の削りかすは、畜産
関係の人が持っていくので、焼却
しなくてもよく、処分の心配が
ありません。

杭を作る


桧の板をアップで撮った写真です。
真ん中に死節がありますが、この
節はどのように出来るのでしょうか?
杉や桧の枝は、成長して伸びてくると
下の方に生えた枝は、日が当たら
なくなり、枯れて自然に枝の根元から
落ち、それが死節になります。
良く手入れされた山林は、枝が生きて
いるうちに、枝打ちされるので、生きて
いますが、枝打ちなどの手入れが
行き届いていない山林の木は、死節
が多くなります。
余程大きな死節でない限り、構造的
には問題ありませんが、見た目の
問題で、節はあっても良いが、死節は
ダメだというお客様もいます。
間伐材を多く使っている会社としては、
この要望に困ることが多いです。
自然のものですので、全く無いのは、
無理なことが多いです。
かえって無地上小の役物の方が、
取りやすい場合も、多々あります。
なるべく気を付けますが、お客様には
少しの死節は、我慢してもらう事も
多いです。


大工さん紹介します!

製材所ならではの人脈で
信頼できる大工職人さんを
ご紹介します。
手が足りなくて、職人さんを
手配したい、建築会社や
リフォーム会社の方、
お気軽にご相談ください



棚やテーブルも無垢の桧を
使っています。
テーブルなどは、多少キズや
汚れが付くと思いますが、
それも無垢の木の味わいと
なって、良いと思います。
どうしても、汚れや傷が嫌なら
無垢の桧なので、削ることも
出来ます。
自分で日曜大工で家の
収納や家具を作ってみるのも
良いと思います。
弊社では、ホームセンターの
ように、一般の人にも販売
していますがホームセンター。
には無い特殊材が多数在庫
してあります。
自社で国産材の原木を製材
している強みで、既製品だけ
でなく、特殊なものも製材して
いるので、お客様のご要望

の寸法で取ることができます。


桧の香りに包まれた部屋
は、芳香剤も不要で、
工業製品の住宅建材には
無い、安らぎが得られます。
桧の香り成分のフィトンチッド
は、植物が傷つけられた際、
放出する殺菌成分のある
揮発性物質の事です。
また、フィトンチッドは殺菌
成分としての役割だけでなく、
人がリラックスさせる成分で
ある事もわかっています。
家にいるだけで、森林浴気分
を味わえるのは、無垢の
木材の良いところです。




材木屋だから木を多く
使う家を建てるという
だけでなく、やはり「住む
人の健康に良いものを
造りたい。」という気持ち
があります。
家にいるだけで、森林浴
しているような、家にした
かったのです。
この様な木に囲まれた暮
らしは、風やインフルエンザ
などの病気になりにくく、
勉強や仕事をする時の
集中力が増すとのデータが
あります。
ただ、休息するとか、雨露
をしのぐための家ではなく、
家族が健康で楽しく過ごせる
ための家であって欲し
いと
思います。


伊豆市の山中にて
間伐の現場。
間伐が進進まない山林は
環境が悪くなるため、早く
子孫を残そうと、花粉を
多く飛ばすそうです。




多少、間伐が進み、下草も
生えてきた山林。
まだ、間伐が進まない山林
が多く、昼間でも薄暗く、
下草も生えない山林が
多く存在します。



桧の板材です。
5・6mの物からまな板にする
短いものまで、在庫してます。
機械で削ることも可能です。
(お問い合わせ)

toshio@aohane.jp
TEL 0558-87-0121
FAX 0558-87-0834



冬場の暖房器具、薪ストーブ
うまく使えば、これ1つで
家中が暖かくなります。
エアコンの電気代やガスや
灯油を使った暖房器具の
燃料代もかかりません。
伊豆の田舎の良いところは、
薪に使う木材をタダで手に
入れる事が出来ることです。
ストーブに火を入れたり、少
なくなった薪を補充するのが、
面倒だという方には向いてい
ないと思いますが、それを
楽しめる方には、とても良い
暖房器具です。
弊社では、木材の有効活用の
ため、薪を無料でお分け
しております。
(薪は、主に製材している

杉・桧の切れ端です。)


無垢の国産材を積極的に
使った本物の木の家。
桧の香りに癒されます。
木の調湿作用のおかげで
夏は涼しく、冬暖かいので
電気代も節約でき、環境
にも優しいのが特徴です



天城の杉の桁を製材中!
長さ5mの原木を挽いて
1年位自然乾燥させる予定。
常時、かなりの種類の杉・桧
の製品を自然乾燥している
ので、既製品から特殊な寸法
のものまで、いつでもお問い
合わせ下さい。



杉の桁。8m材です。
桁の厚みも105mm~
180mmまであります。



(薪ストーブの横で)
従業員のみんなと一緒に
作業しているので 、いつも
こんなカッコウしています。
冠婚葬祭以外、スーツ
なんて、何年も着たこと
ありません。


モデルハウス

伊豆の杉・桧をメインに
無垢の国産材だけで
建築した家です。
4月より伊豆市在住の
御家族に貸し出しました。
冬場は是非、薪ストーブを
使って欲しいです。
木の家は、湿気を吸って
くれるので、夏場は、窓を開
ければ、普通の家より

涼しいです。



今年挽いた杉の桁です。
例年より葉枯らしが効いて
いません。

 
水中乾燥をするために、掘
った穴です。
高さ3m以上あって、縦横
25メートルくらいは、あると
思います。
この中で、杉や桧などの丸太
を水に浸けます。
現在は、敷地横を流れる河川
の使用許可が取れず、その
ままの状態になっています。








伊豆の桧を太鼓梁に
しました。
6m~4m材があります。
わざわざ桧の曲がり材を
太鼓梁を取って置く製材所
は、弊社位だと思います。





太めの杉丸太を使い、
杉の赤味だけで、軒先の
鼻隠し、破風板をとって
あります。
雨の当たる場所なので、
水に強い、杉の赤味だけで
取りました。



玄関の扉も、うちで挽いた
伊豆の桧を使って、建具屋
さんに作ってもらいました。
この様に、なるべく地元
伊豆産の木材を、使える
ところに使う事が、地元の
森林環境の保全につながる
と思います。




伊豆の桧で作った勉強机。
「木ザIzu」のメンバーで
伊豆市の市長に見てもらい
アピールしてきました。
桧の香りが心地よく、勉強
にも集中できると思います。




桧の原木を製材しています。
この桧は、歌の「天城越え」
にも出てくる、「浄蓮の滝」
近くの山林で、地元の森林
組合が、伐採した桧です




製材した伊豆の桧です。
まとめて外に立て掛け、
自然乾燥させます。


自然乾燥では、人工乾燥
ほど含水率は落ちませんし、
表面に割れが入ることも
ありますが、内部割れ
などもなく、粘りがあり
木材の油分もそれほど
落ちないので、削ると艶が
出て綺麗です



すぐ近くの狩野川べりの
桜の木。
季節を感じながら
日々の暮らしを営む。
田舎の良いところです。
伊豆に移住希望の方の
ご相談にのっています。
ご相談は・・・
メール toshio@aohane.jp
TEL 0558-87-0121
FAX 0558-8-0834


手作りのキッチン。
天板のステンレスの部分だけ
取引先の建材業者から
仕入れて、下の木の部分は、
天城の桧を使い、大工さんに
作ってもらいました。
桧で下の箱が出来た段階で
知り合いの建具屋さんに
来てもらい、箱の寸法を測って
前面の扉を作って、取り付けて
もらいました。
無垢の桧と扉の部分は杉です。



中古で購入した地松の太鼓梁です。
もう買ってから5年以上経過しまし
たが、買ったときのままの干割れ
しかありません。
購入時に聞いたのですが、この
地松は、製品にする前、丸太のまま
水中に漬けておきその後、丸太の
まま乾燥させてから松梁の製品に
したようです。
これは、伊勢神宮の本殿を建て
替える式年遷宮に使われる桧にも
施される乾燥法です。
小さな割れはありますが、多分
10年経っても、割れ具合は、この
ままだと思います。


自然環境に配慮しながら、家族が心身とも健康で、
楽しく暮らせる家を建てたい。子供の生活環境にも気を付けたい。
伊豆地域の国産材をメインに、静岡県産材100%の製材業者です。
・杉・桧の木材や自然塗料など、自然素材で家族が健康的な生活が
 おくれる住環境を実現するためのお手伝いを致します。
・家を新築するときだけでなく、リフォームの際も、国産材を生かした
 自然素材を使った住環境で長く健康的に生活してもらいたいです。
・大人よりも子供の方が、環境の影響を受けやすいです。子供が 
 勉強する場所として、一番に挙げていたのがリビングでした。
 木の自然素材は、集中力や落ち着いた気分を促進し、疲れにくいという
 統計が出ています。少なくともリビングと子供部屋位は、国産材を中心と
 した、自然素材で作る事をお勧めしたいです。
弊社は静岡県産の杉・桧を製材し、建築会社・設計事務所・大工さん他、個人の
セルフビルド・リフォームなどで使う木材まで、それぞれのご希望に合わせて
製材させて貰っています。
(リフォームなど検討されている方には、材木屋ならではのネットワークで
 大工さんなどの職人さんも紹介します。)
天日で自然乾燥させている杉の桁
     
     
今年の夏は暑くて、製材の仕事も大変でしたが、天日で自然乾燥させている杉の桁の
乾燥が、例年より早く進んでいます。
弊社の木材は、全部自然乾燥なので、暑いのは嫌ですが、生産効率は上がっています。
最近の桁は、外材も国産材も人工乾燥材がほとんどで、自然乾燥などでやっている製材所は
少なくなりました。効率が悪いので、仕方ありません。
*ちなみに桧の桁などの構造材も製材していますが、直射日光に当てて乾燥させると、
 杉に比べ割れが強く出るので、倉庫の中で日陰干ししています。


桧の長尺物を製材しています
     
桧の5~6mの丸太を製材しています。一番右端は4m材ですが、伐採した業者が、長めに伐採
してあるので、中には5m近い長さの材も有ります。
桧材も全部大きめに製材して、乾燥させてから、出荷するときに修正挽きします。桧は杉に比べ
水分量が少ないので、乾燥までの時間も多少短くなります。

     
上の写真は真鶴で建築している住宅の写真です。現在追い込みで、欅の板を使って
会談などを製作中です。無垢の桧や欅を使った家で、かなり大工さんの手間のかかる
家でした。完成近くなったら、もう一回見に行こうと思っています。

自然乾燥について思う事。
私は伊豆半島の真ん中位の、(旧天城湯ヶ島町)伊豆市で商売をしています。
周りが山ばかりの田舎なので、木造住宅を建てる際、現在では主流のプレカットで木材を加工
するのではなく、大工さんが手加工して建てる家も、それなりに有ります。
弊社のお客様も、手加工で建築する大工さんが、それなりに多くいて、その手加工で加工する
大工さんからは、人工乾燥させた構造材より、自然乾燥の木材の方が、評判が良いです。
人工乾燥材は、乾燥と同時に木の油分が出てしまい、パサパサな感じで、加工する際、木の
端が欠けてしまったり、木材自体に粘りがなくなるそうです。
短期間で建てる今のプレカット加工方式では、人工乾燥材の木は狂いもなく建て易いのでしょうが、
先の事を考えると、本当に良いのか分かりません。人工乾燥材が出てきて数十年程度ですので、
これから先、人工乾燥税が、どの位もう造材として耐久性を保てるのか、検証が出来ると思います。
ただし自然乾燥も、外張り断熱など湿気の逃げ道がないと、湿気が家の壁の中などに溜まり、
家に悪影響が出る可能性も有ります。

伊豆地域への移住相談。
最近、伊豆半島への移住者からの相談が増加しています。
リモートワークの推奨等により、必ずしも勤務地の近くに住まなくても良くなったという事が
大きいと思います。
以前、関東近辺から移住される方は、定年退職したご年配の方がいますが、子育て世代の
若いご夫婦も増えている感じがします。
大企業に限らず、中小企業でもリモートワークが浸透してくれば、地方への移住もさらに
進むのではないでしょうか?
現在も移住についての相談を数件受けていますが、相談は随時受け付けています。
土日や祝祭日でも弊社の電話にかけると、私の携帯に転送されるようになっています。

     
左の写真は、伊豆市大沢にある中古住宅、伊豆に来て就農された方の住宅です。
現在、自然農法でお米や野菜などを作っています。たまに家や倉庫の修理などで木材を
頼まれ、配達します。
真ん中と右の写真は、浜松から伊豆市城に移住予定で、現在セルフビルドで住宅を建築中の
方の家です。
定年退職されて時間が有るので、2年計画位で家を建築しています。
森林保全活動
 
4m材の桧丸太
 
3m材の桧丸太
NPO法人三島フォレストクラブさんから購入した桧丸太です。間伐などを行いながら、森林保全・整備活動を
されているNPO法人で、あまり良い木ではないですが、大きめに製材し、乾燥させてから丁寧に修正挽きして、
使えるようにしています。伊豆には自伐型林業を志す方が出てきたり、山林に積極的にかかわる方が出てきて
嬉しい限りです。三島フォレストクラブさんの活動もボランティアで三島市箱根西麓の森林整備をしていて、
その活動には共感しているので、積極的に購入しています。

*構造材に日本古来の桧材を使おう!
 以前か弊社では国産材の杉・桧をメインに製材していますが、構造材は土台・柱以外の桁・梁
 などは杉材が9割以上で、神社仏閣以外の住宅などは、杉材が使われる事がが殆どです
 伊豆でも人工林の4割以上は桧で桧材の間伐も、よく行われています。戦後、植林された桧も
 60年は経って、柱や土台にするには太すぎる木も多くあります。弊社では原木市場などでも
 人気のある柱や土台の取れる細い丸太だけでなく、太い丸太も積極的に購入し、桁や梁などに
 製材して、倉庫の中で自然乾燥しています。
 桧材を積極的に使ってもらうため、桧材を杉材並の価格でご提供するキャンペーンを伊豆地区
 静岡県東部地区・静岡県中部地区・神奈川県で先着1棟づつ行っています。
 対象は材積が有る桁・梁などの弊社で製材している横架材です。
 条件として建前後、写真撮影させていただき、弊社のホームページやフェイスブックに掲載させて
 いただきたいと思っています。
     
     
上の写真は、今回のキャンペーンを利用して、静岡市清水区に建築した家の写真です。
土台・桁・柱などの構造材は、すべて桧です。リビングに化粧の太鼓張りを
使いましたが、それも桧を使いました。(若山建築事務所の設計・施工です。)
外壁は、和室の畳下地に使う荒床で、塗装してから貼っています。


     
     
今回の桧の構造材キャンペーンを使い、駿東郡清水町に自宅を建築中の大工さん。
KIBITOの岩崎さんです。近頃は構造材の加工はプレカットに任せる方が多いのですが
ご自分の手で構造材を加工し、太鼓梁などプレカットでは加工できない材料も使われていて、
中を見ると面白いです。

現在、伊豆市でセルフビルドで建築中のお客様も含め、3組のお客様が、桧の構造材キャンペーン
で建築、もしくは建築中です。
お客様から、ご好評頂き、後3組キャンペーンを募集したいと思います。
詳しいお問い合わせは   担当 長谷川 利雄
mail  toshio@aohane.jp
tel   0558-87-0121
fax   0558-87-0834
*セルフビルドや自分で家の修理をしたいけど、全部出来るのか
 不安だという方。
     
現在、伊豆市城でセルフビルドで建築中。屋根・外壁等外回りは出来上がり、足場は外れて
いますが、室内はまだまだです。浜松にご自宅があり、2年くらいかけて建築し、その後引っ越しを
する予定だそうです。この家も弊社のキャンペーンを利用し、構造材は桧です。この様に年に数件
構造材が無垢の桧の家を見ていますが、日本の家のやはり構造材は、桧がいいと思います。
 
大工さんや基礎屋さん、電気工事、水道工事などの専門業者を紹介します。

 
ドアなどを作る建具職人さんや家具屋さんなども知っているので、伊豆地域で
 困りごとが有れば、お気軽にお声かけ下さい。
メールなどでのご相談は toshio@aohane.jp
  
*
日曜大工する一般の方も、トラックをホームセンターで
 借りて、長い木材や建材を自宅まで運んでいる方。

 
弊社では、伊豆地域や静岡県東部(沼津・三島・裾野など)は平日や
 
土曜日は、トラック配送しています。
 配送時間は、その日により、一定ではありませんが、在庫にあるものなら
 当日か翌日配送が可能です。
 このルート便に乗るものなら、弊社製品の配送料は無料です。 お気軽にご相談下さい。
(木材を加工する場所や設備もあるので、加工してから配送することもできます。)
*最近は、まな板の削り直しなども行っています。)

杭を作っています。
     
木材を3cm角や2.5cm角に製材し、30cm~2m位までの長さで杭を作成、販売しています。
長さ30cmの3cm角の杭で30円/本。60cm・1m・1.5m・2mの長さまで有ります。
30cmの杭は、主に境界の目印に、土地家屋調査士の方や電力会社の方が購入しています。
長い杭は、農業用に私が作成してみました。無垢の木なので、腐れば土に還るので環境のためにも
使って欲しいです。
 30cm×30mm×30mm 30円/本  30cm×25mm×25mm  20円/本
60cm×30mm×30mm 40円/本   60cm×25mm×25mm  30円/本 
100cm×30mm×30mm 50円/本   100cm×25mm×25mm   40円/本 
120cm×30mm×30mm 60円/本  120cm×25mm×25mm   50円/本 
150cm×30mm×30mm 70円/本   180cm×25mm×25mm   60円/本 
200cm×30mm×30mm 80円/本  200cm×25mm×25mm   70円/本 

 *原木から製品を作る製材所ならではの、オーダーメイド
 の製品で、木材を販売するだけの材木店やホームセンター
 には無い、特殊な寸法にも対応。
 
乾燥機など機械に頼らない自然乾燥の製材品を出荷しています。 1回大きめに製材した製品を、
 注文が入ると修正挽きして出荷。 自然乾燥は時間がかかるので、広い敷地に、伊豆でも
 トップクラスの在庫量で、お客様のご要望に対応しています。
   ホームセンターなどでは規定寸法の物しかありませんが、製材所では、 オーダーメイドでご希望の
  寸法で木材を製材加工出来るので プロの大工さんや工務店さんだけでなく、日曜大工のお客さんにも
  喜ばれています。長さのカットや、プレナー加工なども、ご希望に応じて  行っております。加工の
 ご相談もお気軽にして下さい。  (プラスターボードやベニアなど一般的な住宅建材も在庫してあります。)
    加工はご自分で、機械を使う事も出来るし、ご自分での加工が難しい  場合は、弊社で加工をするか、
弊社取引の職人さんに委託する事も出来ます。
 (弊社のプレナーの機械は、幅が450㎜までしか入らない
ので、それ以上  の幅の板などは、削ることが出来ません。手加工になります。)
 (ご連絡頂ければ日曜・祭日関係なくご来店頂けます。

 メール toshio@aohane.jp
TEL 0558-87-0121
FAX 0558-87-0834
  桧の神棚です。長さ1.2m、幅30cm強、厚み4cm5mmです。
以前はスプルスなどで製材することが多かったのですが、最近は桧の神棚が多くなり
ました。外材の単価が高くなったのも影響していると思いますが、神社などは桧を
使う事が多く、伊勢神宮の本殿などは総檜造りなので、神棚に桧を使うのは良いと
思います。最近は、家のスペースの関係か、小さな神棚が多いです。
 

何かを作る楽しさを!
     
古くて日焼けした材料や、うちの建築現場で余った材料などを集めて削り直してみました。
最近よく来られる、一般のDIY(日曜大工)のお客さんなどに安くお譲りし、なるべく多くの人に木に親しんで
もらいたいからです。今、写真に出している物は、元々古くなった在庫を削っただけなので無料でお譲りする
か良い物でも100~300円程度で販売しようと思っています。この写真以外にも木材を用意してあるので
それらも削って、日曜大工で使いやすいようにしておこうと思います。

     栗や欅などの木の枝を集め、薪ストーブの
燃料を作っています。伊豆市まで取りに来られる
方は、声をかけてください。山桜の木っ端なども
少し有ります。焚き付けにする杉桧の木っ端も
用意してあり、近くの方にお譲りしています。寒く
なると薪も不足がちになるので、お早めに来られた
方が良いと思います。

     幅40cmの杉板でラックを作りました。
脳梗塞で左麻痺が残る父の部屋にある

洗面化粧台の横に置いてあった移動式
ラックが古かったので倉庫にあった杉板で
作りました。

   杉の足場板。長さ4m、幅24cm、厚み4.5cmに製材しています。
これから棚に置いて自然乾燥させます。

 
  ステンレスの天板だけ用意して、下の木の部分は
全部大工さんが、オーダーメイドで手作りしてくれた
キッチンです

今どきのシステムキッチンも、よく考えられていて、
いいですが、木で手作りした、温かみのあるキッチン
もいいと思います。 

   三島の設計士さんが弊社に来て、家を建てる予定の
施主さんが、自分の所有している杉の山林を伐採して
いるので、賃挽きして欲しいと相談に来ました。
杉自体は、樹齢も70~80年位の木材で、良い物で
でしたが、伐採してから1年位経過していて、虫が
入ったりしています。
伐り旬も良かったと思うので、伐採後数か月位で製材
すれば、良いものが取れたと思います。
この様な勿体ない事例は少なからずあります。
伐採する際には、出来れば相談して欲しいと思います。

   建築材を作った端材や余った木材を使い杭を
作りました。太さは3cm角と2,5cmで、長さは
30cm~2mまであります。
農業関係や土木・測量関係に使えればと思って
います。
価格は長さ30cmの3cm角で40円です。
端材など余った材料で作ったので、価格も
安く抑えました。建築材を製材した端材を使って
作るからできる価格です。

伊豆市内で、市外に転居して空き家をお持ちの方。
空き家対策特別措置法が施工され、空き家をそのまま放置するのは
リスクになります。親の残してくれた不動産を、そのまま放置してお荷物の
負債にするのではなく、リフォームして、貸し出し、定期収入の入る
資産に変えませんか?

伊豆市では、人口減少対策を、積極的に行っています。移住希望者への様々な
支援制度もあり、伊豆市役所のホームページを見て、伊豆市役所に移住希望者の
問い合わせがあるそうです。
しかし、いきなり家を購入されるという方は、リスクもあるので非常に少なく、
取りあえず借家を探す方が、ほとんどです。また、退職後移住希望のご年配の方ですと、
将来の事も考え、伊豆に転居するなら、借家という方もいます。
過疎化が進む伊豆地域に、移住者が増え経済が活性化すれば、また人も増える。
その様な好循環が、少しでも回ってくれればと思います。
弊社でも現在、モデルハウスとして使っていた家を、借家として安く貸し出し済で、
敷地が広いので、遊休土地(約700坪)を事業用地として、貸し出す予定です。
出来れば、木材に関係のある工場でも来てくれれば嬉しいですが、別業種の企業でも
大歓迎です。基本的に伊豆市内に雇用が増える事を期待しています。
 現在、空き家対策特別措置法などが施行され、空き家を所有している事がリスクに
なりかねません。空き家を負債ではなく、資産として活用するために、ご検討下さい。
伊豆市内で空き家を売却しようと思って、売れないで困っている方も、そのまま塩漬け
状態にしておくと、家は人が住んでいないと、老朽化が進み、資産価値がどんどん
低下します。売却が出来ないのなら、多少リフォームして、貸し出すのも良いと思います。
リフォームすれば、資産価値は、そのままの状態よりは、資産価値が上がると思いますし、
家賃が入ります、どうぞご検討下さい。

 メール toshio@aohane.jp
TEL 0558-87-0121
FAX 0558-87-0834

Facebook始めました。
https://www.facebook.com/aohaneseizai/
https://www.facebook.com/toshio.hasegawa.77

 
会社で短くて建築材料として使えない桧を
板にしたものを、マナ板にしました。
一般的なマナ板より厚めにしているのは、
汚れが洗っても落ちなくなったら、また削って
綺麗にするためです。削り直しは、5分位で
出来てしまいます。
 
手作りのテーブルと椅子。伊豆の桧を使って
作りました。材料費を抑えるために、40cm位
の幅の板を合わせて、1枚のテーブルの天板を
作っています。

長さ2mの杉の耳付きの板。無地で削ると
綺麗です。テーブルやカウンターなどに
加工されることが多いです。 
 
3mの杉の耳付きの板です。主に片耳落として、
カウンターにすることが多いですが、お店や
大家族のテーブルなどにも使われます。

 
建築関係の方だけでなく、一般の方にも対応しております。DIY(日曜大工)
が趣味の方など、普通のホームセンターには、既製品の木材しか置いて
ありませんが、自分たちで丸太から製材している製材所ならではの色々な
種類や寸法の木材が置いてあります。お気軽にご来店ください。
木材を削る加工機なども置いてあるので、こちらで加工することも可能です.。
なお、木材がご自分たちで運搬できない場合、2tダンプを貸し出したり、
配送依頼をすることも可能です。
(配送は、量や配送場所により、運賃を頂く事があります。)
(弊社のプレナー加工機は、幅45cmまで、削り加工が可能です。)

お気軽にご相談下さい!
メール toshio@aohane.jp
FAX 0558-87-0834
TEL 0558-87-0121
 
プレナー加工機。木材の表面を削る機械です。
周りにある木くずは、家畜屋さんがもって行きます
 
超仕上げ加工機。大工さんの鉋(カンナ)で
削ったように、木材の」表面を仕上げる機械。
   
最近は、建築材料から、まな板まで削り加工を頼まれます。今度、日曜大工でテーブルを
作りたい方にご購入いただいた、桧の板をプレナー掛けする予定です。
 
杉の耳付きの板です。主にカウンターやテーブル
を作るときに使います。削るのに会社にある
プレナー加工機は、45cm幅までしか入らない
ので、このまま使いたければ、電動カンナを使い
手で削ります。
 
こちらは桧の耳付きの板です。
古い木材でも削ると、桧の良い香りがします。
杉ほど幅の広い板は少ないので、テーブルなどを
作るときは、片耳を落とし、2枚合わせてテーブル
を作ります。

 
森林組合で伐採した、杉・桧の原木。
 
森林組合から仕入れた桧を製材しています。
弊社で仕入れる原木では、1番細い丸太に
分類され、主に土台や桁などになる角材を
15㎜位大きめに製材し、乾燥させて、出荷時
に修正挽きします。

「伊豆のきこり」という名前で、ブログを書いています。
よかったら見てください。
http://ameblo.jp/aohaneseizai/

 
 
当社で1番長い製品。
8mの杉の桁。
 
見学に行った、伊豆下田
の山林。目印の木は楠。
 
倉庫の中で、日蔭干しに
している桧の土台・桁
 
天日干しで自然乾燥して
いる杉の桁。
 
化粧用に使う、杉の桁。
節の少ない丸太を使う。
 
これから製材する、杉の
丸太。長さ6m。

伊豆の杉・桧を利用した、多様な製品の一部です!
すべては書ききれないので、製材業のページを見るか、
お問い合わせ下さい。
特殊な寸法の材料も、事前にご連絡頂ければ製材
する事も出来ます。
既製品の物も、例えば4寸(12cm)角の製品は、4寸5分
(135cm)位に製材して、自然乾燥させています。
来店して、すぐにお持ち帰りになりたい方は、予めご連絡
頂ければ、製材しておきます。

木材はその時の相場で変動しています。ご購入を検討される場合、
その時の時価をご確認の上、ご注文願います。

 大貫 杉  4000*90*15 (㎜) 440円/本 
 大貫 桧  4000*90*15 (㎜) 460円/本 
 半貫 4000*45*15 (㎜) 240円/本
 半貫 4000*45*15 (㎜) 260円/本
 角類 4000*90*90 (㎜) 2500円/本
 角類 4000*90*90 (㎜) 2500円/本
 角類 4000*105*105(㎜) 3600円/本
 角類 4000*105*105(㎜) 4000円/本
 間柱 3000*105*30(㎜)  1000円/本
 柱 3000*105*105(㎜) 3800円/本
 柱 3000*105*105(㎜) 3400円/本
 根太 4000*45*45(㎜) 1200円/本
 根太 4000*60*45(㎜) 1550円/本
  4000*50*24(㎜) 400円/本
上記の単価は製材業のページの単価も含め、記載当時の単価で、あくまで目安です。
木材は市況商品なので、現時点の単価はお問合せ頂いてから、購入の判断をして下さい。
*桧の根太は芯去りの製品です。
*
その他の詳しい価格表は製材業のページに掲載します
*車に積めるように、ご希望の長さにカットすることも可能です!
*製材所の良いところは、上記のような規格寸法の物だけでなく、
 お客様のご希望の寸法の自社で製材できる事です。
 プレナーの機械もあるので、製材した木材を削ることも出来ます。
*自然乾燥させた、杉・桧の製品が、多数在庫してあり、伊豆では
 1・2を争う在庫量ですが、乾燥するときに多少の反りや、狂いが
 生じるため、少し大きめに製材し、ご注文を 頂いた時点で、
 修正挽きしている製品が多いため、予め メールや電話で
 お問い合わせ頂ければ、迅速な対応が出来ると思います。
*ここ数年、伊豆の杉・桧を気に入って頂き、東京の方から、注文
 を頂きます。一回の発注量は少ないため、材料を揃えたら、
 沼津市にある西濃運輸の配送センターに持ち込み、東京まで
 配送してもらっています。遠方の方も、お気軽にご相談下さい。
メール: 
toshio@aohane.jp
FAX :  0558-87-0834
TEL  :  0558-87-0121


(配送をご希望の方は、要相談。伊豆及び静岡県東部地区の場合、弊社の配送ルートの
近くで、配送日時が合えば、配送運賃がかからない場合もあります。)

   
 桧の原木を製材しています。
長さ4.5m~4mの桧で構造材
の桁を取っているところです。
「厚み4寸(約120㎜)の製品
なので4寸5分(約135㎜)に
製材して、乾燥させます。
杉の桁は、県内でも多く製材
されていますが、桧の桁を大量
に製材している会社は少ないと
思います。
製材して、これから乾燥させる、杉の桁です。3寸5分
(約105㎜)厚用の桁なので
4寸(約120㎜)位に製材しています。
自然乾燥で、4寸用の桁を在庫しているところはありますが、3寸5分用まで在庫
している会社は、少ないと思います。
杉の桁を乾燥させています。
長さは3m~6mの物がメイン
です。
現在、6m以上の製品は数が
少なく、品薄状態です。
現在は、間伐による伐採が多く長尺物は、出しにくいので、6m以上の原木は少ないです。 

伊豆の間伐材を使う!
私たちは、製材業という建築関係の仕事を通じ、健康的で、長持ちする住環境を
提供することを目的にしています。
健康的で快適な住環境を作るのに欠かせないのが、国産材をメインとする木材です。
 特に私たちは、国産材(杉・桧など)を積極的に使い、地元である伊豆の林業の
活性化を目指しています。
高度成長期の昭和40年頃から、外国の木材の輸入が増えて、国内の林業が
衰退し、現在は国内の木材需要の3割程度しか、国産材で賄っていません。
また国内林業の低迷により、山林所有者の林業への関心が薄れ、山林が手入れ
されず、私の地元の伊豆地域をはじめ、全国で山林の荒廃が進んでいます。
 山林の荒廃が進むと、木の元気がなくなり、光合成による二酸化炭素の吸収が
弱くなます。杉や桧で最も多く、二酸化炭素を吸収し、光合成をおこなうのは、
育ちざかりの、樹齢30年~50年位の木です。
 林業を活性化し、山林の新陳代謝を促すことは、地球の温暖化防止にも
繋がります。
また、山林の環境が悪くなることにより、杉や桧は早く子孫を残すため、
花粉を飛ばす量が増えます。
家の中を、国産材をはじめとする自然素材で、充実させることは、住環境の改善は
もちろんですが、自然環境の改善にも必要な事なのです。
以前は、入札などで皆伐された木材を購入していましたが、現在は、ほどんど間伐材を購入しています。
それは、一定面積以上の皆伐は、伐採後の植林の義務があり、大変なのと
間伐材が静岡県の「森の力再生事業」として補助金がつくので、林業者も間伐事業が
やりやすくなったので、搬出される木材が、ほとんど間伐材になったからです。
間伐材を積極的に活用し、伊豆地域の山林整備が進む事を期待しています。

構造だけでなく、家の内装・外装に木を使う!
     
     
 これだけ構造材や内外装に、無垢の杉・桧を使っていますが、建築費に占める
木材の代金は、全体の2割にもなりません。
また、防火の関係で、内外装への木材の使用が、制限される地域もあります。
この様な無垢の木に囲まれた様な家は、伊豆の田舎だから出来たと思います。


桧の造作材。内装に使える綺麗な物だけ、倉庫
に保管しています。現在は、価格が安くて重宝
されていた米栂など、外国産の造作材が高くなり
桧の方が、安いくらいです。 
白っぽい木の造作では、桧が一番人気です。
 
倉庫内に立てかけてある杉の造作材です。
今、一番安価な造作材になると思います。
木目が美しく、弊社で一番使われる造作材です。
木が柔らかいので、敷居や下枠など、足で
踏むところは、桧の方が良いと思います。
杉・桧などの造作材の具体的な単価は、製材業のページです。
現在、ほんの一部しか載せてませんが、今後充実させていきます。
特殊な寸法のものは、お問い合わせください。
メール  お問い合わせ
  TEL  0558-87-0121
  FAX  0558-87-0834


 モデルハウスとして、使用していた住宅
を借家として貸し出します。
*現在、入居中!今後また空いたら
入居者を募集させて頂きます。
 
 4月から入居される方は、お子さんが3人いらっしゃる5人家族です。
これから住み心地なども直接伺いながら、今後に、生かせればいいと
思っています。
長く住んだ時の無垢の木材の、経年変化の様子なども楽しみにしています。
今後、また空き家になったら、借り主募集のお知らせをホームページに出します。


   
   
 
ハンドメイドのログハウス
10月~11月にかけて、弊社の作業場を使て、伊東の大工さんが、ログハウス
の加工をしていました。(伊豆高原リトルサンセットの小暮さん)
全部伊豆の杉で、末口26~32cm、長さ3~6mの丸太を使っています。
全部、丸太で下から組むログハウスではなく、柱や桁などを丸太組みして、
壁は塗り壁や、板張りにする、ポストアンドビームの方式です。

伊豆産の杉丸太。
長さ4m、末口26~30
cmです。
 
製材機で大工さんの指示
にしたがって、太鼓梁に
した状態です。
 
大工さんが、丸太表面を
削り、加工している最中
です。

小さいお子さんがいるご家庭に住んでほしい木の家!
モデルハウスの中に入ると、木の香りが広がります。現在建てられる家のほとんどは
内装が新建材に囲まれていて、木の香りがほとんどしません。
代わりに、建材に使われた塗料や、クロスを貼るための接着剤のにおいがします。
木の香りは、人に安らぎを与え、疲れを癒し、鎮静作用や集中力を高める作用があります。
小学校などで、内装に木を使ったリフォームをしたら、生徒の授業の疲れが緩和され、勉強の
集中力が高まったそうです。校舎の木質化により、学級崩壊やインフルエンザなどの病気も減少
したとの報告もあります。
これは、仕事をする大人にも当てはまると思います。消防署を木質化したことにより、夜間勤務の
消防隊員の仮眠の質が向上したとの話も聞きました。
最近、ニュースでキレ易い子供の話題が出ていました。原因として食生活や環境ホルモンなどが、
挙げられていました。シックハウスの問題も、ごく普通の人がキレ易くなったり、体がだるく、無気力に
なったりすることがあります。
製材の仕事!
       
 入荷した、5メートルの
杉丸太。厚み150mm
用の桁に挽いています。
5mの杉丸太。仕上り
105・120・150・180mm
用に挽いて乾燥させます。
杉の原木です。
長尺物で5mから
8mまであります。 
伊豆市上船原の山から地元
森林組合が伐採した杉です。
太いもので末口40㎝位。 
       
 製材して、自然乾燥
させている伊豆の杉。
長さ5m・6m・8m。
杉の桁。乾燥させて
最終仕上りの厚み150mm。
現在170mm近くあります。 
伊豆の桧で製材した桁。
150mm仕上り用です。
あまり使う人はいません。 
 桧の土台・桁などの構造材。
105mm用から150mm用まで
あります。桧は倉庫で日陰干し。
   
 伊豆の国市の重要文化財である江川邸で
貯蔵されている書物などを保管するための
木の箱です。
弊社で伊豆の杉を製材し、自然乾燥させたものを
伊豆の建具屋さんに加工してもらい作った物です。
機械を使い、湿度や温度などを調節するより、
木の箱の方が、より良い状態で保管できます。
弊社で私の自宅兼モデルハウスとして建てた家です。
内装のほとんどを無垢の杉・桧・サワラで 作っています。
横の木の箱と同じで、木の家は快適です。
木の調湿性のおかげもあり、エアコンを付けなくても
夏涼しく、冬暖かいです。
普通のクロス張りの住宅と比べると、その快適さに
びっくりすると思います。
また、杉・桧の香りも、住む人を癒してくれます。



 

①地域に根ざした
住宅つくり
②LOHASな
ライフスタイルへ
③無垢材で家を建てる
ために必要な事
④無垢の国産材で家を
建てると高いのか?
リフォーム相談
自然素材を使った、職人さんの手作りの家は、手間もお金もかかります。
また現在住んでいる家が、住めるのに解体するのは、経済的にも環境面でも良いことではありません。
化学建材から無垢の木材など自然素材に囲まれた家に住み、健康的に過ごしたい方にお勧めします。


 地産地消で家族の
健康や環境問題を考える!
住宅建築を考える前に、
まずお読みください!!
無垢の国産材の国産材で
家を建てたい方、必見!
自然素材の住宅の
ことだけでなく、
環境問題の事も含め、
書かせていただきまし
た。

QRコード(通常用)
携帯電話で、このHPを
そのままご覧になれる方用

QRコード(携帯専用)
携帯電話用に作られた
HPを覧になる方用
 
 リンクページ

若山建築事務所
静岡市清水区由比にある建築事務所。木造在来軸組工法の自然素材の家。
経年変化にも耐えられる、自然素材を使ったデザイン性の優れた家を設計しています。


キネヤ企画

伊豆長岡の有名旅館「三養荘」の改修などにも携わった
腕のいい大工さんの作る
こだわりの家。
妥協を許さない仕事ぶりに
感心します。

 楠工房
熱海楠細工のなどの小物や
家具の工房です。
天保8年(1837年)熱海不動沢で台風により楠の巨木が倒れ、村人が漁業の傍ら、その楠で日用品を作ったのが楠細工の始まりと言われています。

伊豆天城の山林
 
伊豆天城の杉の山林。
明治から大正にかけて
植林され、古いもので
100年近く経っています。
これから数年かけて、劣勢
間伐を行い、現在の半数
ほどにして300年の杉の
森を作る計画だそうです。

薪ストーブに火を入れて
います。本来、小さな子供
がいるときは、高さ1m20
cm位の木の柵を付けて
います。また、写真には
出てませんが、家の中が
乾燥するので、ストーブの
上に、ヤカンか鍋を置いて
乾燥を防止してください。
お料理の鍋やお湯を沸
かすのに使えば、電気や
ガス代の節約にもなります。


モデルハウスの西側から
撮った写真です。
築5年以上経ち、西日の
当たる、この面の南京下見が
1番日に焼け、変色しています
木自体は、雨にも強いように、
杉の赤味を使用しているので、
100年位は、持つと思います。
心配なのは、桧で作ったデッキ
ベランダです。
これはそろそろ塗りなおした方が、いいかもしれません。




予算の関係で、土台・柱は
桧ですが、桁は、ほとんど杉
で、2F桁の荷重のかかる
部分のみ、桧の桁にしました。
出来れば、桁も全部桧が
良いと思います。





工具のレンタルもしています。
道具がなくても、木を使い、
日曜大工をしたい方、ご相談
下さい。


メール toshio@aohane.jp
TEL 0558-87-0121
FAX 0558-87-0834
担当 長谷川利雄



冬を楽しく過ごすための
アイテム、薪ストーブ。
煙突掃除などを少なくする
ためには、乾燥させた木材
を燃すことです。
灰はすぐ横にある畑の肥料
に使っています。


杉の耳付き板、4m材です。
製材して3ヶ月位で、まだ
乾燥途中です。



杉の耳付き板。2m材です。
幅は60cm以上あるので
テーブルなどにも使えますが、
中央部分が、乾燥して割れて
きていています。
蝶々型の堅木を埋め込み
これ以上割れないように
加工することもあります。




すぐ近くにある天城小学校
の看板です。欅の板で作り
ました。
数年前、人口減少で児童も
少ない狩野小学校、月ヶ瀬
小学校、湯ヶ島小学校の3つ
の小学校が合併するとき
狩野小学校の生徒と会社の
建築部門を担当している兄が
製作したものです。
この前、天城小学校に行った
時、この看板が掛かっているのを見て、当時を思い出しました。



今年製材した、杉の桁が、夏の暑さ
もあり、乾燥が進んできました。
夏の終わりころには、良い感じに
乾燥していると思います。
自然乾燥は、人工乾燥に比べ、手間
と時間がかかるのが難点ですが、良い製品ができると思います。

 
製材業(杉・葉枯らし材
天城の木を、秋に水を上げなくなってから
伐採し、3ヶ月くらい枝葉を付けたまま山で
乾燥させ、年明けに伐り出した杉の木です。
木の住まい
木曽檜で作った囲炉裏と床は
天竜檜のエンコです。
 壁は漆喰を塗りました。

伊豆の杉・桧など国産材を使ったモデルハウス


 
サワラの天井板以外
ほとんど桧材の内装。
 
キッチンも桧の板で手作
りです。
 
テーブルや椅子も伊豆の
桧で作りました。
 
1階の廊下です。
少し広めです。
 
1階のトイレです。木の
香りが芳香剤替わり。
 
浴室横の脱衣場です。
洗面化粧台も手作り。
 
浴室です。腰壁から下が
石で上がサワラの木です
 
階段です。伊豆の桧で
作りました。
 
階段手摺なども伊豆の
桧です。
 
2階の洋間。端の階段は
屋根裏収納への階段です
 
2階の和室です。2階で
この部屋だけ壁が桧。
 
1番広い2階の洋間。
床・天井とも杉です。

 上の写真は、モデルハウスを建築して約5年以上経過後の写真です。今でも、玄関を入ると桧の
香りがしてきます。木材も日に焼けて、色が変わってきましたが、木材独特の風合いが出てきて、
良い感じだと思います。
 5年の間に2回、家のリフォームや新築期間中、モデルハウスを貸しましたが、人が住んだ事による、
汚れの付き具合も、無垢の木の家の味わいになり、そこが工業製品の住宅建材で出来ている家との
違いだと思います。(今は、伊豆市市営住宅に居住されていた方に貸してしまっているので、自由に
  、自由に見学が出来なくなりましたが、見学されたい方がいれば、借主さんに聞いて見学は
  できると思います。)
 

下の写真は、新築後半年位で撮った写真です。
 
1Fリビング桧の棚。奥行
きがあるので2枚合わせ
で作りました。
 
2F杉30㎜30㎜厚の床
節アリです。死節は埋め木
してあり綺麗です。
 
手作りキッチン。天板のステンレス
の分だけ購入してきました。
壁に据え付けた収納も手作りです。
 
全部無垢材のLDK使わ
れている木材は、桧・杉
サワラです。
 
2F寝室。柱は桧ですが
床・壁は杉。天井は
サワラです。

無垢の桧と杉で作った部屋。
無節などの高級品は使わず、節のある一ト材を使っています。
無垢の木材、しかも節のある比較的単価の安い杉・桧を使った場合、
どの様な感じになるか?無垢材のメリット・デメリットなどを、お客様の
理解のもと使て頂きたくて、この家を建てました。
収納やキッチンなども手作りです。キッチンは、ステンレスの天板だけ
購入し、その天板に合わせて、桧の板を使いキッチンを作りました。
収納は、杉の板張りです。杉の木が湿気を吸収するので、布団などを
保管してもカビなどが、付きにくいです。


伊豆公共建築物木材利用ネットワーク
 
 「木ザIzu}(モクザイズ)は、伊豆地域の製材業者の有志が集まり、
伊豆地域の山林の環境保全や林業の活性化による雇用創出、経済
活性化などを目的として、公共事業に伊豆の地域材を積極的に活用して
もらうために、結成された団体です。
今後、ホームページ及びブログで活動報告もしていきたいと思います。

2017.03.30
 田方木材協同組合連合会の会議室において、積層材を製造している
 銘建工業(株)の方と打ち合わせ。
 伊豆の国市である公共事業のお話しでした。
 上手くいけば、「木ザIzu」の初仕事になるかもしれません。

2017.05.19
 伊豆の国市に建築予定の東部特別支援学校の体育館の建築材料になる
 積層材の材料を「木ザIzu」で受けて、伊豆の杉材で製材しています。

シックハウス規制と24時間換気システム
うちのモデルハウスに付けられている、24時間換気システム

     
 シックハウス症候群が、テレビなどで取り上げられ、社会問題として
大きく取り上げられて、写真のような24時間換気システムが、建築基準法で
新築住宅で義務化されました。
また、シックハウスの原因物質として、ホルムアルデヒドなどの化学物質も
規制され、シックハウス対策が進められました。

 しかし、シックハウス症候群は、以前として無くならず、苦しんでおられる方が
大勢います。
中にはシックハウスの症状で、不定愁訴といって「頭が重い」「イライラする」
「疲労感が取れない」「よく眠れない」などの症状があっても、家の化学物質が
原因だとわからずに、過ごされている方もいます。

 厚生労働省では、室内空気汚染の原因物質として、住宅建材・塗料や
接着剤などに含まれる、13種類の揮発性有機化合物(VOC)に関して濃度指針
を定めています。
 しかし、建築基準法で規制されているのは、ホルムアルデヒドと
クロルピリホスの2種類のみです。
建築基準法は消費者より、メーカーサイドの方を向いて法規制を作って
いるような気がします。また、建築会社にとっても都合の良い法律で、
体に悪影響のでる可能性のある、化学物質が入っている建材を使っても、
「建築基準法の基準をクリアーした健康的住宅です。」と言える訳です。

 24時間換気システムも、本来の機能を果たせているのか疑問です。
中には電気代を気にして、止めてしまったり、換気システムに付いている
フィルターをまったく掃除せず、目詰まりして、性能が発揮されていない
ケースも多々あるようです。
また、そのフィルターにハウスダストが溜まり、カビなどが発生して、室内の
空気汚染がかえって進む場合もあります。

国の法規制は、私たちの健康を守ってはくれません。
自分自身や家族の健康を守るため、家の省エネや耐震など表面的性能
だけでなく、使われる素材などにも、もっと関心をもってほしいです。

 


「伐り旬」と「葉枯らし」

「伐り旬」とは言葉通り木を伐る時期のことで、秋の樹液の動きが止まる時期のことです。
梅雨時など樹液に栄養分が多く含まれている時期に伐り倒すと、カビや虫がつきやすく、
製材してからの割れや反りなどの変形も大きくなり、家のためにも良くありません。

 「葉枯らし」とは、木を伐り倒したあと枝葉を付けたまま、
一定期間(私どもでは3ヶ月位)放置しておき、葉から水分を蒸散させることにより、
木の幹の部分の水分を減少させる自然乾燥法です。

現在では、1年中木材市場には原木が出て、「伐り旬」は守られず、
効率重視で「葉枯らし」などの自然乾燥は行われず、
もっぱら石油や電気を使った人工乾燥です。

 私どもでは、「伐り旬」を守り、「葉枯らし」をかけ、既定寸法より大きく製材した後、
1年以上自然乾燥させ、注文のあった時点で修正挽きして、出荷しています。
 その様な材料の方が、家を長く使ってもらうためにも良いと考えています。
「100年かけて育った木は100年以上もたせて使う。」コストはかかっても、
自然環境を保った循環型の持続可能な林業・製材業を目指していきたいと思って
います。

しかし、最近は間伐材を使う事が多く、林業者だけでなく、伊豆地域のNPO法人の
方たちが山林保全のため伐採した丸太を購入する事も多く、厳密に伐り旬や葉枯らしを
守る事が出来なくなったので、製材後の乾燥期間を延ばしたりして対応しています。

日本の木材を使う、長く使う!!
 木は光合成を行い、CO2を吸収し、酸素を吐いて成長していきます。
木は二酸化炭素の貯蔵庫のような役目も果たしているのです。

地球の温暖化防止のためにも、日本の森林の生育環境を良くして、製材して
家などに使う木材は、長く使ってもらい、CO2の固定化に寄与してもらう。

また、日本の木材を使うことは、外国の木材を使うより、輸送距離が短くなり、CO2
の削減にもつながります。
ヨーロッパの国の中には、食料品などに「フードマイレージ」と言って、輸送距離が
解るようになっていて、地産地消を促すような仕組みが出来ているところがあります。

また、いろいろな物に対し、CO2の排出を考慮する事を制度化しています。
その1つに「ライフ・サイクル・アセスメント」というものがあります。
物を作る段階、使用する段階、使用後廃棄する段階、それぞれに排出される
CO2の量を考えようとするものです。
いくら使用する段階でCO2を削減できても、作って輸送したり、使えなくなって
廃棄する段階で環境負荷が、高いものは良くないという考え方です。
(原発なども発電時は、火力発電などよりCO2の排出量は、少ないですが
原子炉の廃棄時にかかる環境負荷は、大きいと思います。)

私が無垢の自然乾燥材を使う理由の一つに、環境負荷が他の住宅建材に比べ、
極端に少なく、無垢の木材は廃棄の際にも、以前取り込んだCO2を元の
大気に戻すだけだからです。また、木質バイオマスなど新しい燃料になる可能性も
あります。

木の家は、大気中にあったCO2の貯蔵庫として、また子供や孫まで住み続けられる
家族の大事な資産として、末長く使えるようにしていきたいと思っています。

 伊豆の杉・桧を製材し、自然乾燥でゆっくり乾かす。
乾燥させたものを、修正挽きして出荷する。


 最近は、効率を考え、在庫をなるべく持たないようにする製材所が、多くなり
ました。
しかし、自然乾燥の場合、品質を良くするためには、乾燥期間を十分とらないと
いけません。
注文を受けてから製材していたのでは、間に合わないのです。
人工乾燥の製品に比べ、効率が悪いので、大手の製材所で、自然乾燥材で商売を
しているところは、少ないと思います。
構造材をプレカット工場で加工してもらっているところは、人工乾燥材でもいいでしょが
高温乾燥の木材は、粘りがなく、手加工で家を建てる職人さんには不評です。
木がポソポソで、加工していると欠けてしまう事があるそうです。
昔の神社仏閣など、建立から1000年以上の木造建築物もある日本ですが、
今の人工乾燥の木材は、何百年という単位の月日を、耐えられるのでしょうか?

自然乾燥をしているところは、他にもありますが、ほとんどが厚みが4寸(120mm)
の桁のみで、3寸5分(105mm)厚は、4寸用の桁を挽き落とすので、4寸の
価格で売られ、5寸(150mm)の桁は、まずありません。
弊社は、5寸の桁を使うお客様もいるので、3寸5分から6寸厚位までは、杉の桁が
在庫として置いてあります。
桧は3寸5分から5寸までです。
長さは、3m・4m・5m・6mで、特注品で8mの桁が、少しですが置いてあります。
この杉・桧の構造材は、すべて伊豆の林業者及び森林組合から仕入れた伊豆の木材です。
製品は、静岡県下や関東方面に出荷しています。


今年、製材した杉の桁。
5寸(150mm)用ですが、5寸7分(172mm)
位に挽いて、乾燥後の修正挽きや仕上げの
プレナー掛けをして5寸になるようにしています。 

今年の5m材の杉の丸太を挽いているところ
です。
かなり太く、末口で40㎝位あります。
残念ながら桧では、太くても30㎝台後半位です。
 去年の春ごろ挽いた、5寸厚用の桁は、4~6m材は、だいぶ在庫が少なくなりました。
今年の杉の丸太を、急いで製材しているところです。


 内装としての木材
モデルハウスの内装は、ほとんど杉・桧などの国産材ですが、1階は桧、2階は杉で作っています。
以前は、床板などは、桧のエンコがよく出ていましたが、最近は杉のエンコの方が、よく出ます。
杉は柔らかく、温かみがあり、桧は香りが良いです。
地域によっては、桧は、「火の木」と言って、使うのを嫌うところもあるようです。
最近は、リフォームなどでもで、クロス張りや合板フローリングを止して、無垢の杉・桧の板を使う方が、
増えています。
 床や壁・天井など、直接触れたり、見える場所に無垢の木を使うだけで家の印象が変わり、
香りや感触などに癒されます。
工業製品にはない、自然素材の良さが、無垢の木にはあると思います。
 また、日本の風土に合った国産の杉・桧などを使うことにより自然素材の良さが、一層感じられると
思います。


 
南京下見と漆喰の外壁
板は杉の赤身です。
湿気に強く、長持ちします。
 
薪ストーブ(他の暖房器具
がいらないくらい暖かい)
 
ほとんど桧で作ったLDK
天井だけはサワラです。
 
上棟中!金輪継で2本の
桁を接合。このような加工
はプレカットでは出来ません。
 
上棟中!1階部分を作って
います。土台・柱は桧。桁
は杉を使った。
 
大工の棟梁、石井さんと
設計士の小倉さん。
国産の木を積極的に
使ってくれます。
/ki/ へのリンク 
和室の壁も、すべて桧の羽目を貼りました。棚は桧の
8寸位の板を合わせて、1尺5寸位の板にしました。
 
雨の掛かりやすい、軒裏の
部分は、全部杉の赤身を
使いました。材木屋の経験上
杉の赤身は強いことは、知っています。
 
手作りキッチン。
天板だけ購入し、下は
大工さんの手作りです。
高級なシステムキッチンより、安いです。

地元の木材を使う!
職人の手作りにこだわる!
長く健康的に住める家を作る!

国産材を使い、職人さんが丁寧な仕事で、
健康的で子・孫・曾孫と、長く住み続けられる家を
建てる!

「100年かけて育った木を使い建てた家は、100年以上
住めるような家を作る。」
そうした長持ちする家を建てて、伐採した分、植林していけば
森林資源は枯渇することなく、後世まで使える大切な資源に
なります。

また、日本の住宅の平均寿命も30年前後と言われています。
それでは、家を建ててもローンを払い終わった頃、建てなお
さねばならず、建てた家が借家か消耗品のようです。
せめて、ローン期間の倍から100年以上は住める家を作り
たいものです。
そのような住宅を建てる事が環境保全にもつながり、
経済性もあるのではないでしょうか?

私は、国産の木材を中心とした、自然素材を使いながら、
職人の知恵を生かした、健康的で長く住める家を、伊豆の
材木屋としてサポートしていきたいと思います。

大工さんの仕事
 現在の木造在来工法の住宅建築では、構造材の加工に関して9割以上が、
工場でのプレカット加工です。
住宅の価格競争の激しい時代ですので、しょうがない事なのかもしれませんが、
大工さんの手加工も見直していただければと思っています。
プレカット工場で1日で加工出来るものを、大工さんが1か月かけて加工すれば
価格は当然、高くなります。
しかし、長く使われる家なら、職人の手加工には、それだけの価値があると思います。
また、その価値が無いようでは、職人の意味がありません。
プレカットは、柱のホゾが短く、桁や梁の継手加工の種類も単純なものに限られます。
そのプレカットした構造材に金物を多く使い、家の強度を保つという考え方には
違和感を覚えます。
 色々な建築会社ホームページを見ると、「職人が丹精込めて建てる家」などと
キャッチコピーで書きながら、そのほとんどが構造材は、プレカットでの機械加工です。
もう一度、しっかりした職人の価値が、見直されるよう、これからも活動していきます。

伊豆の山林
       
       
 

天城の桧で作る家
桧は、粘りがあり、強度も十分で、大工さんも加工がしやすい、日本の
住宅建築に欠かせない木材だと思ています。
最近、伊豆市内の市有林や県有林の桧や杉の間伐などを、積極的に
行うようになり、伊豆地域の桧が仕入れ易くなりました。
今まで桁・梁などの構造材は、米松か杉が多かったのですが、今後は
伊豆の桧を積極的に使おうと思っています。
地方によっては、桧は「火の木」と言って、住宅建築にあまり使わない
ところもあるようですが、法隆寺の建立など、神社仏閣に多く使われて
いる、日本の伝統的材料です。 
桧は伐採時、中に含む水分量は、杉の3~4分の1と言われています。
自然乾燥の期間は、杉の半分位で済むと思います。
最近は、山林保全を積極的に応援するため、間伐材も仕入れていますが、
杉の間伐材は、やはり水分の抜けるのが遅いです。
強度の面や含水率を考えると、やはり桧の方が使いやすいと思います。
もちろん、杉の方が使いやすいところはありますが、構造材など力の
かかる部分は、桧の方が優れていると思います。
耐久性もあり、製材後200~300年位経過しして、1番強度出ます。
この数字は、強制的に乾燥させた人工乾燥材には、当てはまるのか
分かりません。
200~300年前の材料には、人工乾燥材はありませんので、調べようが
ないのです。私の感覚では、人工乾燥材は、200~300年経過したら、
最初ほどの強度は無いと思います。
しかし、日本の木造住宅に使う構造材の材料として、桧は最適の材料だと
思っています。
難点としては、杉より成長が遅く、大きな構造材を取るのに苦労することです。
現時点では、桁・梁などに関しては、杉・米松を使うお客さんの方が多いです。


先人の知恵を活かし、地元の自然を守る
戦後、急激に人工も増え、材木の需要増加から植林が進み、
その植林から50~60年以上経過し、伊豆でも伐採できる木材
は増えています。
しかし、伊豆の森林所有者の山林に対する関心は、きわめて
低く、まったくの放置状態の山林も少なくありません。
 間伐などの手入れされない山林は、細長く伸びて、
密集状態で生えているため、根も力強く張ることができません。
また、密集しすぎてるため、山林の中は薄暗く、日が差さない
ために、下草も生えません。
 山の保水力が落ち、豪雨や地震等の自然災害に対し、弱く
なっています。
このまま放置すれば、森林資源の活用も難しくなり、山が痩せて
しまっているので、猪や鹿など農作物を荒らす害獣が、田畑に
出て伊豆でも農業被害が、年間数億円になるそうです。
 このような状況を打開するためにも、先人の知恵を活かし、
質の良い木材を出しながら、山林を保全することが、求め
られています。

  天城の杉の原木。森林組合で間伐
している伊豆市大平柿木の現場。
 森林組合で間伐している、伊豆市上船原
の現場

天城の桧の原木。伊豆市の市有林を
森林組合で間伐している現場。
  裾野市の民家で伐採された、欅です。
現在、製材して乾燥中。



 



伊豆の林業を活性化し、森林資源を守る!!

有限会社 青羽根製材所
所在地: 静岡県伊豆市青羽根24-1
TEL: 0558-87-0121
FAX: 0558-87-0834

        担当 長谷川 利雄
        メール toshio@aohane.jp