■伊豆市、旧天城湯ケ島というところ
旧天城湯ケ島町は伊豆半島の中央部にあり、東経138度48分一59分、
北緯34度50分一58分で、近隣の町と合併して伊豆市になりました。
天城山の北麓にあり、三方を天城連山が屏風状にとりかこんでおり、
平坦地は少なく、狩野川上流本谷川、持越川、長野川、吉奈川及び
達磨山系に属する船原川、柿木川の漢谷に沿って集落を形成しています。
町の面積は135.14km2で、約90%が山林原野となっています。
この山を源に流れる狩野川沿いには、湯ケ島・吉奈・月ケ瀬・嵯峨沢・船原
・天城日活の温泉郷が点在し、豊かな自然環境に恵まれています。
こうした自然景観は明治より数多くの文人塁客に好まれ、
井上靖の「猟銃」「白ばんぽ」、川端康成の「伊豆の踊子」、
若山牧水の「山桜の歌」、などの文学作品に登場しています。
町の人口は、平成6年l月l日現在8,081人で、地域活性化対策事業などの
促進により、流出に歯止めがかかった状況です。
また、地域の眠っている資源を見いだそうと花いちもんめ事業がスタートし、
子どもたちの楽しい声 がこだまする町を目指すなど
住みよい町づくりを推進しています。
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